マイナンバー制度のメリットまとめ

マイナンバー制度のメリットまとめ

マイナンバー制度にメリットは本当にあるの?と思う方も多いはずです。
このブログでも『マイナンバーは漏洩する?』や『マイナンバー制度で副業が会社にばれる?』などのネガティブな内容ばかりピックアップしてきました。

ですが、マイナンバー制度は大きく分けて以下3つのメリットがあるとして導入されます。

  • 行政の効率化
  • 国民の利便性の向上
  • 公平・公正な社会の実現

それでは、詳しくどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

1.正確に個人の特定が可能

マイナンバーが導入される前までは、住所、氏名、生年月日によって個人を特定していました。

ですが、これだけの情報では、結婚により苗字が変わったり、引越しで住所が変わったりする為かなり曖昧なものでした。

これからは生涯変わらぬ番号『マイナンバー』が個別に与えられる為、同姓同名の別人と間違われるということが無くなります。

2.様々な手続きが簡略化される

役所で手続きする際など、個人が複数の書類を各部署や組合から取得しなければなりませんでした。

しかし、マイナンバー導入後は簡略化され手間がかからなくなります。

児童手当の手続きの場合

例えば児童手当の手続きを行うには、今住んでいる地域の役場に申請する必要があります。
その際に、健康保険組合や以前住んでいた市の所得証明書が必要になる場合がありました。

ですが、マイナンバー導入後は役場に申請するだけで、役場側で各機関の情報を照会するだけで済むようになります。

3.行政のミス軽減

記憶に新しい方もいると思いますが、2007年に発覚した『年金記録問題』は複数のミスによって生じた問題でした。

この時は誰の年金記録か分からないものがなんと5000万件にものぼりました。
この原因は、個人情報の管理を各組織でばらばらに行ってきたことにあります。
マイナンバー導入で各組織の情報を紹介出来るようになったため、このようなことは起きにくくなります。

4.マイナポータルの利用

2017年からマイナポータルの利用が開始されます。
マイナポータルでは以下のような情報を確認したり、手続きを行ったりすることが出来ます。

  • 特定個人情報をいつ、誰が、なぜ情報提供したかの確認(不正利用の防止)
  • 行政などが保有している特定個人情報の確認
  • 個々にあった行政からのお知らせを表示する機能
  • 手続きを一度で済ませられる機能
  • 納税や社会保障などの決済をキャッシュレスで行える機能

5.行政コストの軽減

これまでは以下のような作業により多大なコストがかかっていました。

  • 他の自治体や関連する機関から集約した情報の確認・精査
  • 手作業での事務・審査
  • 業務間での連携が希薄な為、重複した作業の実施

ですが、マイナンバー導入後は、各機関などのサーバーから情報を照会出来る為、最低限の作業で済むようになります。

従って、大幅なコストの削減が可能になります。

6.不正受給の防止

マイナンバーを利用することで、年金や生活保護の不正受給を防止することが可能になります。

生活保護費の不正受給の例

女性が各地を転々としながら生活保護費をもらっていました。
通常であれば一箇所からしかもらえないはずの保護費が、転々としてきた市ごとに受給されていました。

最終的には5つの自治体からもらっていたようです。この原因は、各自治体で生活保護費の受給情報が共有されていないことにありました。

マイナンバーが導入されれば、各自治体で情報共有が簡単になるのでこのようなことはほぼ起きなくなると予想されます。

7.税収の増加

マイナンバーの導入によって今後税収の増加が見込めます。
政府は実際に2400億円の税収を試算しているようです。

この金額がその通りにならないとは思いますが、これまで脱税・滞納をしてきた人をマイナンバーで紐付け出来るようになれば、銀行口座の差し押さえ等でそれなりに税収を見込めます。

と言っても、2018年から銀行口座を開くときに任意で必要としているので、実現するのはまだまだ先になりそうです。

8.災害時

出番は無いほうが良いのですが、マイナンバーは災害の時にも利用されます。
現在は、診療情報などの情報提供にはいくつもの段階を踏む必要がありました。

ですが、マイナンバー導入後は名前などでマイナンバーの確認を行い、診療情報を災害現場の医療従事者に伝え、支援が可能となります。

また、マイナンバーを確認することで『誰が、どこにいるのか』が把握可能なため、支援物資などを必要なところに必要なだけ送ることが可能となります。

まとめ

こうしてみるとマイナンバーには様々なメリットがあることがわかりました。

全て実現するかは微妙なところですが。これから一生使っていくマイナンバーですので知識をつけてうまく付き合っていきたいですね。

自分はまだマイナンバーカードを作ってないので、まずは申請せねば(((((((((((っ・ω・)っ ブーン