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iDeCo(イデコ)おすすめの金融機関

iDeCoおすすめ金融機関
iDeCoに入ろうと思ったけど、加入できる金融機関が多すぎて、どこを選べばいいか迷っていませんか?
それもそのはず、iDecoを取り扱う金融機関はなんと200社以上!迷っても当然なんです。

本記事では、iDeCoに加入する時にチェックするべきポイントやiDeCoにおすすめの金融機関を解説します。

iDeCoに加入する時にチェックするべきポイント

iDeCoの加入手続きやiDeCoの口座管理を行うのは、銀行や保険会社、証券会社など民間の金融機関です。
実施主体が公的機関であるため、各手数料に一見大きな競争はないものの、運営コストには差が生じています。
運営期間の長いiDeCoにとって、コスト差は将来のリターンに大きく影響します。

まずはiDeCoに加入する際にチェックすべきポイントを3つ解説します。

運用コスト

iDeCoは長期間の投資となるため、毎月発生する口座管理費などの運用コストの差は年数を重ねるほど大きくなります。
毎月発生する主な運用コストは、次の4つになります。

  • 国民年金基金連合会に支払う手数料
  • 金融機関に支払う運営管理手数料
  • 事務委託先に支払う手数料
  • 信託報酬

まず、国民年金基金連合会に支払う手数料については、どの金融機関から加入しても毎月103円、事務委託先に支払う手数料は毎月64円で固定されています。
掛け金を支払わなくなり運用するだけになった後も、後者の毎月64円の手数料は発生します。

差が出るのは金融機関に支払う運営管理手数料とその金融機関が仲介する投資信託に支払う信託報酬です。
運営管理手数料は、多くの会社が0円ですが、中には毎月300円ほどかかる金融機関もあります。

また、信託報酬とは投資信託の商品ごとに発生する手数料です。
投資信託の種類によって年間0.2%~2%ほども差があります。

投資した財産から自動的に天引きされる仕組みですので、これも将来のリターンに大きく関わってきます。

さらに受取時の手数料は、1回の受け取りごとに432円ごとに発生します。
一時金として受け取るか、年金として受け取るかで差が生じる部分です。

その他、iDeCoは1つの金融機関でしか口座をもつことができないため、もし途中で他の金融機関に移籍したくなった場合は、口座の管理を変更するしかありません。
その際に発生するのが、元の金融機関に対する変更手数料にで、多くの金融機関が4,320円を提示しています。

手数料の有無を提示していない金融機関もあるため、こうした金融機関には個別の確認が必要です。

運用商品の品揃え

運用商品の豊富さも、iDeCoの金融機関を選ぶ際にチェックするポイントです。

運用コストで解説した信託報酬は、運用商品ごとに変わります。
信託報酬が安いのはインデックス型の投資信託、大きい商品はアグレッシブ型の投資信託などです。
しかし、投資の初心者であればどちらがどのようなリスクをもつのか、またどのようなバランスで掛け金を配分するのが自分に向いているかわかりづらいでしょう。

そのため金融機関の中には、初心者向けの商品としてバランス型(異なる値動きをする商品に資産を分散させる)を用意し、初心者でも選択しやすいよう工夫しています。
こうした運用商品のバリエーションの豊富さも金融機関を選ぶ際のポイントにするとよいでしょう。

もし、加入後に別の金融機関の商品を運用したくなった場合は、金融機関を変更しなければなりません。
できるだけ途中で変更することがないよう、加入前には少なくとも3、4社から資料請求をし、取扱われている運用商品を比較することがおすすめです。

サポートが充実しているか

顧客サポートが充実しているかどうかも、金融機関選びでチェックするポイントです。

iDeCoは長期間にわたる投資ですので、途中でわからないことや不安なことが出てくることは必至です。
そのような時にすぐに疑問に答えてくれる金融機関でなければ、安心して掛け金を預けられませんよね。

そこで多くの金融機関では、iDeCo専用の質問ダイヤルを設置しています。
中でも休日対応があるかどうかは、チェックのポイントです。

また、投資状況の報告や有益な情報提供、投資に関するアドバイスなどアフターケアが充実しているかどうかもチェックしましょう。

iDeCoにおすすめの金融機関

iDeCoを扱うおすすめの金融機関について、それぞれの特徴や手数料をご紹介します。

SBI証券

SBI証券は、運用商品の数が63件と豊富な金融機関です。
これだけ多いと選びにくいのでは…と思うかも知れませんが、SBI証券のHPでは購入金額ランキングを公開しているため、63件のうち人気の商品がひと目でわかるようになっています。

さらに、ランキングの結果にはスターレーティングの結果(モーニングスターが5つ星で評価した結果)が掲載されており、有望な商品が視覚的に見つけやすくなっていることも特徴です。
投資の初心者が安心して商品を選べるよう、とにかくわかりやすい情報提供への工夫が為されています。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料 運営機関変更手数料
432円/回 4,320円

楽天証券

運用商品の数は32件とまずまずの豊富さです。

また、楽天証券口座のユーザーであれば、楽天証券と同じWebページから同じIDで証券とiDeCoの資産状況を見ることができます。
主なサポートとしては、iDeCoに関する定期的なセミナーの開催や、取扱商品をプロが解説した「ドレカラ」のサイト掲示、そしてAIチャットによる24時間の自動応答システムです。

楽天では、専用相談ダイヤルが月曜から土曜まで開設されていますが、それに加えてLINEでのiDeCo専用のAIチャット相談を24時間受け付けています。
一般的な質問に対して自動応答を受けることが可能です。
日中に電話で問い合わせる時間がない人、電話で聞いたことをメモするのが面倒な人などは好都合です。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料 運営機関変更手数料
432円/回 4,320円

マネックス証券

運用商品の数は23件で、信託報酬の低い運用商品が多いことが特徴です。

また、ちょっと変わったサービスに、iDeCo専用ロボアドバイザーによるポートフォリオ診断があります。
2分ほどで簡単にトライできる無料診断で、いくつかの質問からAIが推奨する最適な資産のポートフォリオの配分を教えてくれます。

さらにそのポートフォリオから、最適な投資銘柄の組み合わせや割合まで提案してくれるから驚きです。どのような人もまずは一見の価値ありでしょう。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料 運営機関変更手数料
432円/回 4,320円

イオン銀行

運用商品の数は24件です。
信託報酬を低く抑えたインデックス型投資信託の「たわらノーロードシリーズ」が豊富にそろっています。
特に「たわらノーロードバランス(8資産均等型)」は、国内外の株式、国債等に分散投資を行い、リスクを軽減する商品で投資の初心者でも購入しやすいことが特徴です。

また、専用のコールセンターは土日祝日も開設されています。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料
432円/回

運営機関変更手数料については提示がないため、確認の必要があります。

野村證券

運用商品の数は20件です。
野村證券は優良なサポート体制が魅力で、HDI-Japan(ITサポートサービスにおいて世界初の国際的な認定資格制度を築いた団体「HDI」の国内向けサービス)から、4年連続で最高評価五つ星取得しています。
まず、コールセンターでは、証券外務員、DCプランナー資格を持ったオペレーターによる対応を受けることができ、コールセンターは土日も開設されています。
さらに加入者へのアフターフォローとして、便利な機能が満載の加入者用WEBサービスでiDeCoの情報提供を行います。
なお、運用商品については基準価格とチャートなど多くの情報が公開されており、中級・上級者向けの金融機関といえるでしょう。

手数料

運営管理手数料が、月1万円未満の掛け金や100万円未満の資産残高であれば月に283円発生する点に注意が必要です。

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料※ 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

※掛け金1万円以上又は残高100万円以上の顧客に限られます。
それ以外は、283円/月の運営管理手数料が発生します。

その他

給付手数料
432円/回

運営機関変更手数料については提示がないため、確認の必要があります。

大和証券

投資商品は16本と多くはありませんが、これらをバランス、インデックス、アクティブ、元本確保に分けて、前3つを初級者、中級者、上級者の3つに分けて紹介しているため、非常にわかりやすい商品構成となっています。

バランス型の商品は全て「DCダイワ・ワールドアセット」というシリーズで、信託報酬はやや高めです。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料 運営機関変更手数料
432円/回 4,320円

松井証券

運用商品の数は12件と少なめですが、全体的に信託報酬が低価格な商品が多いことが特徴です。
例えば唯一のバランス型ファンドである「8資産均等バランスSlim」の信託報酬は、何と約0.17%です。業界最低水準の運用コストを謳っています。
さらに12の商品に全てに担当者コメント、選定理由、運用スタイルの説明がつけられています。

手数料

加入時

国民年金基金連合会
2,777円

運営コスト

国民年金基金連合会 運営管理手数料 事務委託先の手数料
103円/月 0円 64円/月

その他

給付手数料 運営機関変更手数料
432円/回 4,320円

まずはiDeCoの資料請求をしてみよう!

iDeCoは、金融機関ごとの取扱商品と、各信託報酬や商品の特徴を知ることが大切です。

もし加入後に他の金融機関に変更しようとすると多くの金融機関から手数料を徴収されてしまいます。
なるべく変更しないでいいよう、加入時に投資する商品をしっかり選ぶことが重要です。

まずは3、4社には資料請求を行い、商品ラインナップを比較しましょう。